バストアップに効果的な成分やそれが配合されているサプリなどは世の中に沢山あり、それが新商品として出る度に話題になります。
中にはもちろん言うほど効き目が無いものや、驚くほど効果のあるもの、様々あると思います。
今回はその中で最近私が耳にした、「植物性エストロゲン」という成分についてご紹介していきたいと思います。
エストロゲンといえば女性ホルモンの一種で考えたことがあるのですが。。。
一体どんな成分なのでしょうか??
植物性エストロゲンとは?
植物性エストロゲンの話をする前にまずは「エストロゲン」の話をする必要があります。
エストロゲンとは女性ホルモンの一種で別名「卵胞ホルモン」とも言われています。
エストロゲンは女性にとって様々な効果があります。美肌効果や女性らしい丸みのある身体を作る効果、アンチエイジングへの効果もあるなんて話もあります。
また、月経を起こす作用、妊娠をしやすい身体を作る作用を始め、血管や骨、脳等の機能を健康に保つという機能も果たします。
美容面においては、乳房の発達や肌の水分量の調整、コラーゲンの生成等も行っていて、
女性にとっての「美」にはこのエストロゲンの働きが欠かせないものとなっているわけですね。
では、本題の「植物性エストロゲン」とは一体何なのか?
この「植物性エストロゲン」は別名“フィトエストロゲン”とも呼ばれていて、エストロゲンと似た働きを体内で起こしてくれます。
ただ、エストロゲンと違って、体内で生成されるものではありません。
大豆、穀物、果物、野菜など非常に身近にある食べ物を摂取することで摂れる成分です。
そもそもエストロゲンは単体では機能出来ません。
そうではなく「エストロゲン受容体(レセプター)」にキャッチされ、結合することで初めてエストロゲンとして機能します。
しかし、年齢を重ねるなどして女性ホルモンの分泌が減少し、それに応じてエストロゲンの量が減少するとレセプターが余ってしまいます。
その余った分のレセプターと結合する役割を植物性エストロゲンが果たしてくれるというわけですね!
植物性エストロゲンがなぜ良いのか?
上記の働きから、
植物性エストロゲンはエストロゲンの働きを保管し、本来のエストロゲンのパフォーマンスを維持させる働きがあるというわけです。
エストロゲンのパフォーマンスが問題無く発揮されることで女性ホルモンが体中に行き渡り、乳腺の発達、バストの発育に効果があるというわけですね。
ただ、女性ホルモンの流れにはリンパが大きく関係しています。
リンパの流れが悪いと女性ホルモンをいくら増やしてもうまく女性ホルモンの機能が体中に行き渡りません。
なので日頃からリンパマッサージも取り入れて、リンパの流れを良くしておく工夫をしておく必要があります。
植物性エストロゲンの効果的な摂り方
植物性エストロゲンはただ摂ればOKというものでは残念ながらありません。
植物性エストロゲンそのものの分子は「グリコシド」という糖分と結びついた状態で存在しています。
分子が大きいため、そのままの状態では吸収されず、エストロゲンの受容体とも結合できません。
その時に必要になるのが、腸内での分解で、「アグリコン」と呼ばれる腸内細菌の酵素によって糖を切り離した状態にする必要があります。
アグリコンの状態にすることで初めて植物性エストロゲンの効果を発揮させることが出来るわけです。
元々「醤油」「味噌」「大豆」は発酵の段階で糖と切り離されたアグリコン状態になっているのですが、それだと1日の植物性エストロゲンを摂取するために味噌汁を15杯飲む必要があるらしいです。
それはさすがに飲み過ぎですし逆に身体を壊しそうです。
そこで重要になるのが
乳酸菌を摂りつつ、植物性エストロゲンを摂る
ということになります。
なんでもオハヨー乳業というところが2000年4月に発見した「L-55乳酸菌」という乳酸菌はグリコシド型の糖を切り離す酵素を持つ「アグリコン生成腸内細菌」と言われています。
このL-55乳酸菌を摂ることで、乳酸菌を増やしつつ、植物性エストロゲンの効果も期待できるというわけです。
まさに一石二鳥なんですよ!!
バストアップに必要な乳酸菌を摂取しつつ植物性エストロゲンを摂取出来るわけですからこれ以上は無いですよね。